竹尾について|文化活動

文化活動
竹尾賞
竹尾ポスターコレクション
出版活動

竹尾賞は、創業100周年記念事業として創設され、ビジュアルコミュニケーションの
あり方を深く洞察する活動またはその発展に努力している人を推奨・賞賛し、表彰しています。
2002年にスタートした第1期プロジェクトでは、「デザイン史研究論文部門」(第1回―第5回)および
「デザイン評論部門」(第4回、第5回)を公募、多くの優れた論文や刺激的な評論が寄せられました。
2008年の第6回からは、第2期プロジェクトとして、書籍が対象の「デザイン書籍部門」、
評論活動が対象の「デザイン評論部門」の2部門を設置し、選出・表彰しています。

竹尾賞の受賞作品等は、見本帖本店にて閲覧することができます
※審査員および受賞者の肩書等は当時のものを掲載しております

第2期
第10回(2014)
第9回(2012)
第8回(2010)
第7回(2009)
第6回(2008)
第1期
第5回(2006)
第4回(2005)
第3回(2004)
第2回(2003)
第1回(2002)

第10回(2014)

審査員
  • デザイン書籍部門:勝井三雄(審査委員長・グラフィックデザイナー)、柏木 博(デザイン評論家)、林 望(作家・書誌学者)、太田徹也(グラフィックデザイナー)
  • デザイン評論部門:暮沢剛巳(美術評論家)

受賞作品および受賞者

デザイン書籍部門

優秀賞
『インフォメーション 情報技術の人類史』
著:ジェイムズ・グリック/訳:楡井浩一/デザイン:水戸部 功/
発行:株式会社新潮社
審査員特別賞
『高岡重蔵 活版習作集 My Study of Letterpress Typography』
著:高岡重蔵/発行:株式会社烏有書林
T賞
『うかんむりのこども』
著:吉田篤弘/装幀・イラスト:クラフト・エヴィング商會[吉田浩美・吉田篤弘]
/発行:株式会社新潮社

デザイン評論部門

優秀賞
『国立競技場の100年 明治神宮外苑から見る日本の近代スポーツ』
著:後藤健生/発行:株式会社ミネルヴァ書房
展示
第10回竹尾賞

第9回(2012)

審査員
  • デザイン書籍部門:勝井三雄(審査委員長・グラフィックデザイナー)、柏木 博(デザイン評論家)、林 望(作家・書誌学者)、太田徹也(グラフィックデザイナー)
  • デザイン評論部門:橋本優子(宇都宮美術館主任学芸員)

受賞作品および受賞者

デザイン書籍部門

優秀賞
『書影でたどる関西の出版100 明治・大正・昭和の珍本稀書』
編著・装幀:林 哲夫/発行:株式会社創元社
審査員賞
『ほしいも学校』
企画・アートディレクション:佐藤 卓/デザイン:福原奈津子/編集:有限責任事業組合ほしいも学校/株式会社佐藤卓デザイン事務所/発行:有限責任事業組合ほしいも学校

デザイン評論部門

優秀賞
issue+design project
※プロジェクト総体に対して
関連書籍『地域を変えるデザイン コミュニティが元気になる30のアイデア』issue+design project 著/筧 裕介 監修/英治出版株式会社
展示
第9回竹尾賞

第8回(2010)

審査員
  • デザイン書籍部門:勝井三雄(審査委員長・グラフィックデザイナー)、柏木 博(デザイン評論家)、林 望(作家・書誌学者)、太田徹也(グラフィックデザイナー)
  • デザイン評論部門:生井英孝(立教大学教授)

受賞作品および受賞者

デザイン書籍部門

優秀賞
『デザイン学 思索のコンステレーション』
著:向井周太郎/デザイン:板東孝明/発行:武蔵野美術大学出版局
審査員賞
『Less and More』(展覧会カタログ)
企画・構成:植木啓子/デザイン:有限会社シマダデザイン/発行:サントリーミュージアム[天保山]
審査員特別賞
『アイデア』
編集長: 室賀清徳/発行: 株式会社誠文堂新光社
2002年300号以降の特集形式による1冊で完結する充実した編集内容活動に対して

デザイン評論部門

優秀賞
『活字印刷の文化史 きりしたん版・古活字版から常用漢字表まで』(勉誠出版株式会社)
企画編輯:小宮山博史、府川充男
本書において印刷文化を切り拓く論攷を集め、その抜きん出た水準でビジュアルコミュニケーションのよりよいあり方に関わる立論を供した事に対して

第7回(2009)

審査員
  • デザイン書籍部門:勝井三雄(審査委員長・グラフィックデザイナー)、柏木 博(デザイン評論家)、林 望(作家・書誌学者)、太田徹也(グラフィックデザイナー)
  • デザイン評論部門:柏木 博(デザイン評論家)

受賞作品および受賞者

デザイン書籍部門

優秀賞
該当作品なし
優秀賞次席
『新国誠一 works 1952-1977』
著:新国誠一/構成:金澤一志/デザイン:山口信博+佐久間年春+大野あかり/発行:株式会社思潮社
『実体への旅 1760年-1840年における美術、科学、自然と絵入り旅行記』
著:バーバラ・M・スタフォード/訳:高山 宏/デザイン:戸田ツトム/発行:産業図書株式会社
審査員特別賞
杉浦康平
過去約40年間に渡るアジア諸国へのデザイン啓蒙活動及びアジアのデザインの普及と出版活動の貢献に対して

デザイン評論部門

優秀賞
加島 卓「デザインを語ることは不可能なのか」(『文字のデザイン・書体のフシギ』所収)

第6回(2008)

審査員
  • デザイン書籍部門:勝井三雄(審査委員長・グラフィックデザイナー)、柏木 博(デザイン評論家)、林 望(作家・書誌学者)、太田徹也(グラフィックデザイナー)
  • デザイン評論部門:松葉一清(建築評論家)

受賞作品および受賞者

デザイン書籍部門

優秀賞
『チェコ・アヴァンギャルド ブックデザインにみる文芸運動小史』
著: 西野嘉章/デザイン:浅井 潔+西野嘉章/発行:株式会社平凡社
審査員特別賞
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
過去20年間の「ggg Books」の出版および関連デザイン書籍の出版の努力と功績に対して

デザイン評論部門

優秀賞
内原恭彦「Web写真界隈」(ウェブサイト「デジカメWatch」連載)

第5回(2006)

審査員
柏木 博(審査委員長・デザイン評論家)、生井英考(共立女子大学国際文化学部教授)、松葉一清
(建築評論家)、吉見俊哉(東京大学大学院社会情報学環教授)

受賞作品および受賞者

デザイン史研究論文部門

優秀賞
「山名文夫の女性像:第一期資生堂時代を中心に」
植松愛実(筑波大学)
佳作
「紙/誌上の宇宙、あるいはイワン・レオニドフの革命と建築」
本田晃子(東京大学大学院)
「『視る』規定力の読解:和紙言説に関する歴史的考察」
ムジュムダール・アシュトシ・プラカシュ(千葉大学大学院)

デザイン評論部門

優秀賞
「WEBは何故紙になりたがるのか:広告における紙媒体の可能性」
細田高広(株式会社博報堂 コピーライター)
佳作
「装幀の仕事」
和泉紗理 (株式会社思潮社 装幀室)
「触れるということ」
粟田大輔 (東京芸術大学大学院)
奨励賞
「紙を纏う」
木村菜穂子 (東京芸術大学大学院)
「紙の記憶:プロダクトデザインに見る、フォルムとしての紙」
高橋美礼(デザイナー)

第4回(2005)

審査員
柏木 博(審査委員長・デザイン評論家)、生井英考(共立女子大学国際文化学部教授)、島森路子(『広告批評』編集長)、松葉一清(建築評論家)、吉見俊哉(東京大学大学院社会情報学環教授)

受賞作品および受賞者

デザイン史研究論文部門

優秀賞
「漢字デザインの形態論:字形論再定義のための一試行」
阿部卓也(東京大学大学院)
奨励賞
「美術教育における手漉き紙の研究:中国における手漉き紙制作と伝統的手漉き紙検証をとおして」
楊 文偉(東京学芸大学大学院)
「明治期の広告表現に見られるキャラクターの先駆的存在」
木村 亮(株式会社ナムコ)

デザイン評論部門

奨励賞
「和文と欧文の組み合わせによる影響力:日本人の視点によって相互作用をもたらす書記体系」
谷原玲子(ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティング卒業)

第3回(2004)

審査員
柏木 博(審査委員長・デザイン評論家)、生井英考(共立女子大学国際文化学部教授)、島森路子(『広告批評』編集長)、松葉一清(建築評論家)、吉見俊哉(東京大学社会情報研究所教授)

受賞作品および受賞者

デザイン史研究論文部門

優秀賞
「紙メディアの初期化:1903年から1928年にかけてのドイツにおける用紙フォーマット統一化プロジェクトをめぐって」
伊原久裕(九州大学大学院芸術工学研究院助教授)
佳作
「金唐革紙と住まいの帝国主義:イギリスにおける日本趣味の需要と供給」
菅 靖子(津田塾大学助教授)
「ペーパーバック<ブラック・ベア>シリーズ:ディック・ブルーナのグラフィック・デザイン」
今井美樹(京都造形芸術大学非常勤講師)
「ロジェ・マルクス:19世紀末フランスにおけるポスター愛好現象と批評」
吉田紀子(中央大学総合政策学部講師)

第2回(2003)

審査員
柏木 博(審査委員長・デザイン評論家)、生井英考(共立女子大学国際文化学部教授)、島森路子
(『広告批評』編集長)、松葉一清(建築評論家)、吉見俊哉(東京大学社会情報研究所教授)

受賞作品および受賞者

デザイン史研究論文部門

優秀賞
「タイポグラフィー試論:光朝体について」
奥定泰之(田中デザイン室/田中一光資料室)
佳作
「日刊写真新聞『アサヒグラフ』の挑戦と挫折:『グラフ雑誌』と『グラフ編集』の原像」
添野 勉(東京大学大学院博士課程)
「起し絵図:日本の伝統建築における建築図の変遷」
薩摩亮治(清水建設株式会社デザインセンター)
「デザインの表層としての書体三十年史」
笈川道義(及川真咲デザイン事務所代表/目白大学人間社会学部メディア表現学科講師)

第1回(2002)

審査員
柏木 博(審査委員長・デザイン評論家)、生井英考(共立女子大学国際文化学部助教授)、島森路子
(『広告批評』編集長)、松葉一清(建築評論家)、吉見俊哉(東京大学社会情報研究所教授)

受賞作品および受賞者

デザイン史研究論文部門

優秀賞
「戦時中のポスターに見る諧調表現について」
中野仁人(京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科講師)
佳作
「鎮魂歌的作家論。私的に栗谷川健一。」
木島 恒 (グラフィックデザイナー)
「近代日本におけるポスターの受容:明治・大正期のポスター展を中心として」
田島奈都子(実践女子大学非常勤講師)
「20世紀タイポグラフィにおける伝統と前衛:ヤン・チヒョルトの印刷理論における対称と非対称の問題」
山本政幸(兵庫教育大学芸術系教育講座助教授)

当社では、当ウェブサイト(www.takeo.co.jp)を快適にご利用いただくため、また、当サイトがどのように活用されているかを当社で詳しく把握するためにCookieを使用しています。「同意する」ボタンを押していただくか、引き続き当サイトをご利用いただいた場合、上記の条件に同意いただいたものと見なします。Cookieの取り扱いについては、「個人情報の取り扱い」にも記載されていますのでご参照ください。