竹尾は、紙を通じて文化に貢献することを企業理念の一つに謳っています。
半世紀以上にわたりグラフィックデザイン業界と深く関わり、
社会におけるより良いビジュアルコミュニケーションのあり方を
「紙とデザインとテクノロジー」の観点から探ってまいりました。
創業100周年記念事業の一環として創設された竹尾賞は、ビジュアルコミュニケーションのあり方を
深く洞察する活動またはその発展に努力している人を推奨・賞賛し、表彰しています。
同じく記念事業の一環として集められたポスターコレクションは、
現在多摩美術大学グラフィックデザイン学科との共同研究が進められています。
また、日本の紙の文化やデザインの歴史を記録し、編纂する出版活動も精力的に行ってきました。
デザインの果たす役割がますます重視される昨今、竹尾はこれらの文化活動を通して、
社会へのさらなる貢献をめざします。