パッケージ用紙の特性 |
ひと口に“紙”と言っても、ポスターや書籍に使う紙と、パッケージに使う紙とでは、求められる機能は異なります。「包む」「守る」「運ぶ」「伝える」という、製品として流通する際にパッケージ用紙に必要とされるのはどのような機能なのか?今回は、パッケージ用紙として開発された「気包紙」とともにその特性を探ります。
初出:PAPER’S No.39 2011 秋号
※内容は初出時のまま掲載しています
パッケージ用紙の特性 |
ひと口に“紙”と言っても、ポスターや書籍に使う紙と、パッケージに使う紙とでは、求められる機能は異なります。「包む」「守る」「運ぶ」「伝える」という、製品として流通する際にパッケージ用紙に必要とされるのはどのような機能なのか?今回は、パッケージ用紙として開発された「気包紙」とともにその特性を探ります。
初出:PAPER’S No.39 2011 秋号
※内容は初出時のまま掲載しています
気包紙の特徴風合いの良さ気包紙の最大の特長は、従来のパッケージ用紙に求められる機能に加え、「風合い」という特性を備えている点です。ディープ、ミディアム、ライトと風合いに幅をもたせていることに加え、表面の仕上げには非塗工品の「気包紙U」と塗工品の「気包紙C」の2種類を用意。全6種類の紙の中から、用途に合わせてふさわしい紙質を選ぶことができます。 紙地の白さ蛍光染料を使用せず、従来の板紙と一線を画した紙本来のニュートラルな白さを追求しています。 耐折性塗工品の気包紙Cの高い印刷再現性はもちろん、非塗工品の気包紙Uも風合いを残しながらマットで奥深い印刷表現を可能とします (気包紙Cは片面コートのUV印刷専用紙です)。 環境配慮防汚・防キズ機能を備えリサイクルも可能です。特殊塗工品の気包紙CはPP加工を必要とせず、環境への負荷を減らせます。 |
3種の風合い:ディープ ラフ・ミディアム ラフ・ライト ラフ
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