- 22.04.05
多摩美術大学アートテーク 「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション14 構成的ポスターと活字書体」展
竹尾ポスターコレクションは、ニューヨークの
ラインホールド・ブラウン・ギャラリー・ポスターコレクションを、
竹尾が創業100周年記念事業の一環として1997年に購入したものです。
多摩美術大学に寄託し、竹尾と同学グラフィックデザイン学科による共同研究として、
1998年よりコレクションの研究に取り組んでいます。
このたび、共同研究の成果発表となる展覧会、
竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション14「構成的ポスターと活字書体」展を
多摩美術大学アートテーク(同学八王子キャンパス内)にて開催いたします。
ぜひこの機会にご覧ください。
竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション14
「構成的ポスターと活字書体」展
会期: 2022年4月5日|火|―4月19日|火| ※日曜休館
開館時間: 10:00-16:00
会場: 多摩美術大学アートテーク 1Fギャラリー
〒192-0394 東京都八王子市鑓水2-1723 map
入場:無料
主催:多摩美術大学
共催:株式会社竹尾
企画:ポスター共同研究会
1920年代のヨーロッパで生まれた幾何学的傾向を持つ〈構成的デザイン〉と活字書体の関係に焦点を当てます。
活字書体は、単に文字情報を伝えるだけでなく、文字情報に形を与えることで情報の印象を左右するからです。
そこで多くのデザイナーに時代を超えて用いられた4つの活字書体Akzidenz Grotesk(アクツィデンツ・グロテスク)、
Futura(フーツラ)、Helvetica(ヘルベチカ)、そしてUnivers(ユニバース)を軸に、
構成的ポスターの外観・コンセプト・歴史的変容と、活字書体が結んだ関係を探ります。
そして同時に伝達しようとするポスター・メディアと活字書体の多様な関係性をお楽しみください。
―ポスター共同研究会