- 21.07.01
『ブレーン』2021年8月号 掲載
クリエイターとファインペーパーのコラボレーションによる連載「感じるブックジャケット」。
毎回異なるファインペーパーのブックカバーを綴じこんだ人気企画です。
2021年8月号は、木村浩康氏が登場。
使用紙は「テイクGA-FS」です。
作品タイトルは「紙の年輪」。
国内の紙・パルプ産業の“CO2排出量”と“エネルギー使用量”(※)をパラメータとし、
ビジュアルプログラミングで「年輪」として可視化したブックジャケットです。
デボス加工で表現された年輪は、太さが“エネルギー使用量”を、線の折り返し数が“CO2排出量”を表します。
10年分のデータを中心から外側に向かって重ねてビジュアライズし、
サステナビリティが注目される中、質感や色、価格などの視点に加えて、製造工程にも目を向け紙を選ぶ、
そんな新たな判断基準の可能性を提案するブックジャケットです。
ビジュアルプログラミングで「年輪」として可視化したブックジャケットです。
デボス加工で表現された年輪は、太さが“エネルギー使用量”を、線の折り返し数が“CO2排出量”を表します。
10年分のデータを中心から外側に向かって重ねてビジュアライズし、
エネルギー使用量とCO2排出量が年々減少しているというポジティブな成長を表現しています。
サステナビリティが注目される中、質感や色、価格などの視点に加えて、製造工程にも目を向け紙を選ぶ、
そんな新たな判断基準の可能性を提案するブックジャケットです。
Book Jacket: Senses 感じるブックジャケット VOL.58
「紙の年輪」
デザイン: 木村浩康(株式会社フロウプラトウ)
ビジュアルプログラミング:塚本裕文(株式会社フロウプラトウ)
ビジュアルプログラミング:塚本裕文(株式会社フロウプラトウ)
使用紙: テイクGA-FS 四六判Y目135kg
印刷加工: UVオフセット1色印刷+デボス加工
※出典/経団連低炭素社会実行計画 2020 年度フォローアップ結果