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  • 松屋銀座8Fイベントスクエア「伝統の未来 THE FUTURE OF JAPANESE TRADITION」展

5月の松屋7Fデザインギャラリーにて開催した「伝統の未来|05|和紙 和紙の森めぐり」展 に続き、
9月28日より開催の松屋銀座8Fイベントスクエアにて開催される「伝統の未来 THE FUTURE OF JAPANESE TRADITION」展にて、
株式会社竹尾 創立70周年記念出版「手漉和紙」収録の和紙の一部が展示されます。


以下、日本デザインコミッティーのウェブサイトより引用


日本デザインコミッティーは、日本の伝統文化を未来の資源として見据え「伝統の未来」展を開催します。
世界からの訪日者数が増え続ける中、産業の軸足が日本の再発掘へと動いています。
この機をとらえて日本に潜在する価値の水脈を見つめ直し、日本の新たなヴィジョンをものづくりから展望してみたいと考えます。 
日本の観光資源は、気候/風土/文化/食、です。海に囲まれた列島で、国土の大半は山林に覆われ、
いたるところに温泉が湧出し、一千数百年ひとつの国であり続けたことによる独創的な文化が今日にも息づいています。
この国には洗練されたもてなしや、世界に影響を与えてやまない食文化があります。ハイテクノロジーや都市の賑わい、
安全性など、世界の人々の来訪を迎える資源はすでに揃っています。 
しかし、発注者の減少により伝統工芸は、使用の文脈から逸脱した鑑賞物へと移行し始めています。自然へのアクセスも整備の途上です。
戦後70年、国土を「工場」のように用いてきた習慣上、街並みや自然景観を「資源」と考える発想が不足していました。 
発足当初より日本の文化の本質を見つめていくことを標榜してきた日本デザインコミッティーは、今日の伝統工芸の実力と
その可能性を見据えてみたいと考えます。ここでは、その諸相を、コミッティメンバーの専門性を基軸に今一度見渡し、
未来に何が準備できているかを探ります。木工、金工、酒、漆器、陶磁器、刃物、紙、染織、建築などを独特の視点で取材し、
その様相を展観します。一方で、伝統工芸の総合的な発露のステージとして「旅館」を取り上げます。
文化を総合するものとしての旅館は、日本の未来を見つめる上で、示唆に富んだものと考えられます。 

テクノロジーと伝統を融合し、美意識を時代の先端と掛け合わせることで何が見えてくるのか。
2016年の1月から順次開催してきたデザインギャラリー展「伝統の未来」のシリーズをここで完結させます。 
「価値」はどこに生まれるのか、いま一度この企画を通して確認できれば幸です。

コミッショナー:原 研哉
 

会場:松屋銀座8Fイベントスクエア
会期: 2016年9月28日|水|―10月3日|月|
開館時間: 午前10時〜午後8時まで
       28日(水)は18:00閉場、最終日は17:00閉場。※入場は閉場の30分前まで
入場料:一般800円、高大生600円(中学生以下無料)
主催: 日本デザインコミッティー
コミッショナー:原研哉
会場構成:隈研吾
テキスト:橋本麻里
監修 木工:三谷龍二、金工:川上元美、日本酒:松永真、漆器:小泉誠、刃物:柴田文江
   和紙:佐藤晃一、陶磁器:小泉誠、染織:須藤玲子、建築:隈研吾、旅館:永井一史
協力:板垣元彬、岩本忠美、ウェスティン都ホテル京都、内田鋼一、榎本 徹、奥村靫正、小田寛孝、雅叙苑、川合 優、
言美歩、佐伯泰英、坂田和實、佐久間年春、三条市、下谷二助、新建築社写真部、菅原工芸硝子、高岡市デザイン・工芸センター、
多比良敏雄、株式会社竹尾、鶴の湯、徳倉建設、富山県総合デザインセンター、永井裕明、株式会社中島工務店、仲條正義、
白山陶器株式会社、株式会社八勝館、服部一成、べにや無何有、庖丁工房タダフサ、前田大作、株式会社水澤工務店、
矢萩春恵、株式会社山田写真製版所、吉田五十八記念芸術振興財団、ロンドンギャラリー、輪島キリモト、渡辺義雄(五十音順)


ぜひこの機会にご覧ください。

詳細はこちら(日本デザインコミッティーウェブサイト

 

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