紙の展覧会|見本帖本店展示|竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション13 構成的ポスターの転換──コンストラクション・デストラクション

竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション13

構成的ポスターの転換──コンストラクション・デストラクション

2024年12月4日|水|―12月26日|木|
11:00–18:00
土日祝/休
 

竹尾ポスターコレクション・ベストセレクションの13回目となる本展では、活版印刷・写植時代から実験的なデザインを繰りかえし、同時代のグラフィックデザイナーに大きな影響を与えたウォルフガング・ワインガルト、デジタル表現を駆使して電子時代への架け橋を築いたエイプリル・グレイマン、写真を駆使したポスター表現にあたらしい地平を切り開いたジャン・ブノワ・レヴィらの作品を竹尾ポスターコレクションから選出し展示いたします。

※本展は、多摩美術大学アートテークにて2019年6月に開催した展示を厳選し再構成したものです。
共催

株式会社竹尾、多摩美術大学
 

関連ページ

「竹尾ポスターコレクション」について
 

制作デザイナー
ウォルフガング・ワインガルト
Wolfgang Weingart
1941年生まれ/ドイツ、スイス
グラフィックデザイナー、タイポグラファー、教育者。シュトゥットガルトで植字工の徒弟を修了後、1964 年からKGSBとSfGB でE. ルーダーとA. ホフマンに学び、68年から同校で教鞭をとる。スイス・スタイルを継承・発展させた実験的なタイポグラフィを探求。「スイス・パンク・タイポグラフィ」「ニュー・ウェイヴ」と呼ばれる潮流を生み、20世紀後半のグラフィックデザインに国際的な影響を与えた。70–88年TM誌の編集委員。2000年に『Typography:My Way to Typography』を刊行。14年、同名のワンマンショーのカタログ『Weingart: TheMan and the Machine』。13年AIGA金賞。14年スイス・デザイン大賞。78–99年AGI 会員。
 
エイプリル・グレイマン
April Greiman
1948年生まれ/アメリカ
グラフィックデザイナー、アーティスト、教育者。カンザス美術大学で学んだ後、1970年KGSBでA. ホフマンやW. ワインガルトに学ぶ。71年よりフィラデルフィア美術大学、SCI-Arcで教える。76年からスタジオ「メイド・イン・スペース」を主宰。ビデオやコンピュータなど、新しいメディアを積極的に利用したテクノロジーの可能性を探求し、アメリカにおけるニュー・ウェイヴを確立。アナログとデジタルのハイブリッドな表現は「CalArts」「Does It Make Sense?」などに顕著である。著書に『Hybrid Imagery』(90年)、『it's notwhataprilyouthinkitgreimanis』(94年)、『Something From Nothing』(2001年)など。98年AIGA金賞。
 
ジャン・ブノワ・レヴィ
Jean-Benoit Levy
1959年生まれ/スイス
グラフィックデザイナー、教育者。1978年から83年にかけて、AGSとSfGBでW. ワインガルト、A. ホフマン、アンドレ・ギュルトラーらに学ぶ。83年より雑誌『lʼebdo』『Emois』などで編集デザイナーとして活動。87年バーゼルにデザインスタジオ「AND」を設立。グラフィックデザイナーの本質はポスターにあるとして、スイス発祥の「世界フォーマット(Weltformat)」128×90 cmでのポスター制作を貫く。SfGB、ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン、カリフォルニア美術大学での教職を経て、サンノゼ州立大学デザイン学科で教鞭をとる。国際ポスター・ビエンナーレなど受賞多数。98年AGI 会員。

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