工藤青石(くどう・あおし)
デザイナー・クリエティブディレクター・コミュニケーションデザイン研究所代表。
東京藝術大学デザイン科卒業。資生堂を経て、2005年デザイナー・ビジョナーの
平野敬子と共にCDL(コミュニケーションデザイン研究所)設立。資生堂の化粧品
デザインやOPAM(大分県立美術館)のコミュニケーションデザインなど多様な領域
で活動を行う。「気包紙」の開発ではコンセプトメイキング、ネーミングも行った。
■貝山伊文紀 × 沙羅 (アトリエ灯)
貝山 伊文紀(かいやま・いぶき)
家具デザイナー・造形作家。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。
飛騨産業株式会社デザイン室勤務を経て、2012年、沙羅とともにアトリエ灯を設立。
木の枝を素材としたものづくりを通して、森林の健全な持続可能性を探る。
2013年国産材の可能性をテーマとしたセルフブランド「ibuki hand craft」を開始。
2016年飛騨産業株式会社と共に開発した枝を使用した家具シリーズ「kinoe」を発表。
「kinoe」がWood furniture Japan awardにてマッチング特別賞、グッドデザイン賞、
COOL JAPAN AWARD 2019を受賞。
沙羅(さら)
木版画家。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。
展覧会での作品発表のほか、書籍の挿画などを手がける。
2012年貝山伊文紀とともにアトリエ灯を設立。
著書に『週末ものづくりの本1 木版画でかわいい雑貨』(美術出版社)。
挿画を担当した書籍に『うさぎがきいたおと』(かみじまあきこ著)、
『青い鳥の本』シリーズ4作(石井ゆかり著)、『季節を知らせる花』(白井明大著)
などがある。2018年『うさぎがきいたおと』で全国カタログ展[図録部門]
全国中小企業企業団体中央会会長賞/左合ひとみ賞/部門賞銀賞受賞。
■金井あき × 佐々木 拓(コクヨ株式会社)
2008 年コクヨ入社。グラフィック(金井)、プロダクト(佐々木)の専門領域を
横断しながら活動を行う。共同で手掛けた仕事に、「THINK OF THINGS」
「コクヨ東京2020オフィシャルサポーター特設サイト」、
KOKUYO DESIGN AWARD 2016 のアートディレクション、
空間にメッセージを描く椅子「HELLO CHAIR」、オフィス家具ブランド「ofon」など。
金井あき(かない・あき)
2008年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。
KOKUYO DESIGN AWARD 2014 社内特別賞、JAGDA新人賞、東京ADC賞受賞。
佐々木 拓(ささき・たく)
2008年多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業。
KOKUYO DESIGN AWARD 2005 優秀賞、同2014 社内特別賞、
GOOD DESIGN AWARD、UNIVERSAL DESIGN AWARD(独)など受賞。
■小島沙織 × 島田耕希 (SHIMA ART&DESIGN STUDIO)
SHIMA ART&DESIGN STUDIOは小島沙織と島田耕希によるクリエイティブスタジオ。
2016年に設立。ビジュアルコミュニケーションを中心に、絵・写真・言葉を用い、
紙から空間まで媒体にとらわれない総合的なデザインワークを行う。
また、個人としてもアートワークを行うほか、
染織作家と共にテキスタイルプロダクトブランド「WARP WOOF 139°35°」を
設立するなど、多角的な活動と表現を通し、創造と生活の美の術を探求する。
小島沙織(こじま・さおり)
1987年千葉県生まれ。2013年に東京藝術大学デザイン科修士課程を修了後、
同大学デザイン科で3年間教育研究助手として勤務。
2016年にSHIMA ART&DESIGN STUDIOを設立。
島田耕希(しまだ・こうき)
1986年埼玉県生まれ。2012年に東京藝術大学デザイン科を卒業。
同年、イメージコンベイサービスに入社。
2017年に退職し、SHIMA ART&DESIGN STUDIOに参画。
■三井 嶺 × 舘 知宏(三井嶺建築設計事務所 × 東京大学 大学院総合文化研究科)
三井 嶺(みつい・れい)
三井嶺建築設計事務所 代表。1983年愛知県生まれ。
東京大学大学院修士課程(日本建築史専攻)で茶室の研究を行う。
坂茂建築設計を経て2015年三井嶺建築設計事務所設立。主な作品に
「日本橋旧テーラー堀屋改修」「神宮前スタジオA-ギャラリー」「柳小路南角」
など。「U-35 / Under 35 Architects exhibition 2017」最優秀賞受賞。
舘 知宏(たち・ともひろ)
東京大学 大学院総合文化研究科 広域システム科学系 准教授。
1982年生まれ。2010年東京大学大学院博士課程修了(博士(工学))ののち
大学院総合文化研究科助教を経て現職。計算折紙(Computational Origami)と
構造形態学(Structural Morphology)の研究を行う。2002年より折紙の数理を
応用した折紙創作を続ける。『Origamizer』『Freeform Origami』などの
折紙設計のためのシステム開発を行いウェブページにて公開している。
米国科学アカデミーCozzarelli Prize(2015)、平成28年度科学技術分野の
文部科学大臣表彰若手科学者賞(2016)ほか受賞。